2025.01.31
かがむと腰が痛い
仙腸関節性腰痛は、仙腸関節に関連する腰痛の一つです。仙腸関節は、脊椎の一部である仙骨と骨盤の腸骨が接する部分で、体重を支える重要な役割を果たしています。仙腸関節は動きが少ない関節ですが、過度の負担やストレスがかかると、炎症や動きの制限を引き起こし、痛みを感じることがあります。
主な原因
姿勢や動作の不良: 長時間座っていることや、急激な体の動きが原因となることがあります。
運動不足: 仙腸関節周辺の筋肉の強化不足が影響することがあります。
妊娠: 妊娠中はホルモンの影響で関節が緩みやすく、痛みを感じやすくなることがあります。
外傷や事故: 交通事故やスポーツによる衝撃が仙腸関節に影響を与えることもあります。
症状
・腰の下部、臀部、または太ももの上部に痛みを感じることが多い。
・長時間座っていたり立っていると痛みが強くなることがある。
・寝返りを打ったり、特定の動作をするときに痛みを感じる。
治療方法
・物理療法：ハイボルト治療や立体動態波を用いて痛みや炎症、過緊張をできるだけ速やかに軽減させます。
・手技療法：緊張した筋肉や関節の調整を行い正常な可動域を取り戻します。
・姿勢矯正：姿勢や骨盤の歪みを矯正し、再発の予防を行います。
当院の改善事例
産後6カ月の30代女性ｋさん
前に屈む動作で腰が痛い、骨盤のゆがみが気になると来院されました。
初診時に発生機序や痛む場所を確認し、仙腸関節性腰痛と判断しました。
手技で筋肉の緊張をやわらげながら矯正治療を併用して治療を行ないました。
その後も定期的な治療を継続し、しっかりと通院していただいたことで、身体の歪み改善していきました。
同じような症状でお困りの方、ぜひ当院にご相談ください！
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院長 江南 大輔
